Salesforceの基本機能4:組織の準備

組織情報には、デフォルト通貨や言語などが指定できます。

海外で利用する場合はこちらを変更します。

 

Salesforceではホームページ(最初に開くページ)が用意されています。

このページにリアルタイムな成績やスケジュール、チャットの内容などを配置できます。

Salesforceの基本機能3:UI(ユーアイ、ユーザーインターフェース)とは

インターフェースには、古いClassic(クラシック)と新しいLightning Experience(ライトニング エクスペリエンス)があります。

Classicは古いWindowsのような見た目です。現状は主にLightning Experienceが使われています。

Classicは、今後は拡張されることはありません。

そのため、特別な理由がない限り、Lightning Experienceを使いましょう。

Salesforceの基本機能2:オブジェクトとは

データを保存する場所をオブジェクトといいます。

RDB(アールディビー)のテーブルと同じと考えてください。

データの1件1件をレコードと呼びます。

レコードの一列ずつの値を項目と呼びます。

 

事前に「取引先」「取引先責任者」オブジェクトが用意されています。

取引先に会社の情報を保存し、取引先責任者に所属する社員の情報を保存します。

 

事前に用意されているオブジェクトを「標準オブジェクト」と呼びます。

Salesforceの基本機能1:組織とは

Salesforceの1つの環境を組織と呼びます。

この組織の中に機能やユーザを設定していきます。

テスト用のSandbox(サンドボックス)組織を作ることもできます。

Sandbox組織は無料と有料のものがあります。

Salesforceの料金

料金(2023年5月19日現在)

 Salesforceはいろいろなサービスがありますが、主なものとしてはSales Cloud(セールスクラウド)とSalesforce Platform(セールスフォース プラットフォーム)の2つがあります。

 Sales Cloudは、Enterprise Edition(エンタープライズエディション)では、一カ月1ユーザ18,000円です。

 100人の社員が1年使うと、21,600,000円かかります。

 そのため、機能を絞ったPlatformライセンスを併用することが多いです。

 こちらはStarter(スターター)の場合、一カ月1ユーザ3,000円です。

 100人の社員が一年使うと、3,600,000円かかります。

Salesforceの特徴

Salesforceの特徴は大きく3つあります。

特徴1.CRM機能

色々なお客さんや取引先などの情報を集め、営業やアフターサービスなどに活用しています。

営業ステップなども明確化され、仕事の状況が共有されます。

そのため、仕事の状況もわかり、上司や同僚がうまく行っていない案件のフォローもできるので、

Salesforceを導入した会社は売上、利益が伸びています。

 

特徴2.セキュリティの高いプラットフォーム

SalesforceCRMだけでなく、システムのプラットフォームも提供しています。

そのため顧客管理以外の様々なシステムを、Salesforceの組織上で構築できます。

 

特徴3.ノーコード、ローコード

簡単な画面やオブジェクトを作成するだけなら、マウス操作だけで作成できます。

プログラマなどは必要ありません。

Salesforceってなに?

Salesforce(セールスフォース)とは何なのかを大まかに説明いたします。

何となくでも、イメージを持っていただけると幸いです。

 

Salesforceは、CRM(シーアールエム)の分野で世界一になっているクラウドサービスです。

Salesforceを提供している会社は、セールスフォース・ドットコムです。

セールスフォース・ドットコムは1999年3月にマーク・ベニオフさんによって創立されています。

会社としては2022年末時点で株価時価総額が約15兆円あり、世界ランキングも83位になっています。